今日も感想エントリーです。



リオ五輪が閉幕を迎えました。今回の五輪で日本勢は大活躍。メダル総数41個は前回2012年ロンドン大会の38個を上回り、史上最多となりました。素晴らしい。

地道な強化と改革が身を結びつつあることを感じました。特に全階級でメダルを獲得した柔道男子は徹底したデータ重視主義を打ち出し、世界の"JUDO"したことが感じられました。

また、日本選手団に対してのサポートも充実していたようです。選手村からシャトルバスで30分の施設を借り、「ハイパフォーマンスサポート・センター」を開設。選手村の部屋にはシャワーしかないことを事前に調べた上で、炭酸泉の風呂も完備し、また和食も用意するなど、日本と同じような生活環境を作るなどしたようです。

卓球女子の石川佳純選手は「日本と同じように過ごせた」と、コメントしていますから、その手厚さが窺えます。

そして、何より良かったのは、閉会式で、次の東京五輪への引継ぎ式の演出です。

もう色んなところで話題になっていますけれども、攻殻機動隊のBGMを思わせるアレンジが施された君が代に続いて、東京五輪のPRビデオには、競泳の北島康介氏のほかアニメの「キャプテン翼」や「ドラえもん」が登場し、マリオに日の丸を模した紅いボールを持たせ、土管を潜って、リオに出現させるという演出。しかもマリオは安倍総理のコスプレだったという凝りようで、世界に大きなインパクトを与えました。

筆者的には、最後に一番美味しいところを日本が持っていったという感じですね。

こんな演出をプランニングして、更に総理がそれに乗っかれるのですから大したものです。

それに、マリオやドラえもん、キティちゃん、キャプ翼といった世界中で知られているコンテンツを多数保有しているという日本の強み。文化の厚みが価値を生み出す好例だと思いますね。

今回の演出は、日本の大会組織員会が選出した音楽家の椎名林檎さん、オリンピアンの小谷実可子さん、東京芸術大学の宮田亮平学長ら8人のメンバーを「プランニング班」と「アドバイス班」それぞれ4人に分けて検討したようです。

「プランニング班」は椎名林檎氏、クリエーティブディレクター佐々木宏氏、電通のクリエーター菅野薫氏、Perfumeの演出家・振付師MIKIKO氏が担当したそうですけれども、素直に良かったと思います。海外でも絶賛されていましたね

まぁ、一部、国内の左巻きの方などは、批判していましたけれども、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いというか、安倍総理憎しの感情を爆発させるだけで、イチャモンにすらなっていない低いレベルのものでした。ここまでくると異常の範疇に入るといっていいかもしれませんね。

ともあれ、4年後に大きく期待を持たせてくれる閉会式でした。

出場された選手の皆さん、感動をありがとうございました。


閉会式の模様はこちらから(youtube)



コメント

コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット