今日はこの話題を極々簡単に……
8月24日、政府は同日午前5時29分頃、北朝鮮が東岸からの弾道ミサイル一発をが日本海に向けて発射された模様だと発表しました。
同じく韓国軍およびアメリカ国防総省も北朝鮮のミサイル発射を確認。それによると、東部咸鏡南道の新浦付近の日本海から発射されたSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)は約500キロ飛行し、日本の防衛識別圏内の日本海に落下したとしています。
アメリカ国防総省の当局者によると、ミサイルは北朝鮮が開発している潜水艦発射弾道ミサイル「北極星1号」(NATOのコードネームはKN11)のようです。
2015年5月4日、朝鮮中央テレビが放送した記録映画の中で、金正恩がSLBMの打ち上げを視察する映像が公開されたのですけれども、「北極星1号」はこの時公開されました。北極星1号の外観は、旧ソ連で配備されていたR-27(SS-N-6「サーブ」)に類似していることから、性能も同程度だと予想されています。
SS-N-6「サーブ」は全長9.65メートル、最大射程は3000キロと言われてますから、もしも「北極星1号」が同等の性能を有するなら、最大射程3000キロあることになります。
米韓当局者によると、北朝鮮は、今回の発射で飛距離を意図的に短くするために、通常より高く打ち上げる「ロフテッド軌道」を採用したとみているそうで、そこからみると、やはり、射程500キロ程度ではすまなさそうです。
SLBM(submarine-launched ballistic missile)はその名の通り、潜水艦から発射する弾道ミサイルです。潜水艦から発射するので、発射位置や発射時期の特定が極めて難しく、平たくいえば発射されてから対応するしかない状態です。至近距離で発射されたら、迎撃が間に合わないといったことも十分有り得ます。それだけSLBMの迎撃は難しいということです
実際に、アメリカ軍のSLBM対処策は報復核攻撃が最も有効と考えられているそうですからね。事実はそういうことです。
次善の策としては、発射母体である潜水艦を常時監視し、SLBM発射が想定される際にはすぐに潜水艦を撃破するくらいしかありません。
仮にそのようになった場合、いわゆる先制攻撃が必要になるわけですね。憲法九条がSLBMを跳ね返してくれるのなら、それでもいいでしょうけれども、そんなことは今時の漫画でもありません。
日本海に展開する他国の潜水艦監視網の構築を急がなければならないと思いますね。
コメント
コメント一覧 (1)
国内の何処かに一発が打ち込まれるのは避けようがない.
打たれたら打ち返す.
それが基本である.
既に核を持つことは憲法に違反しないことが
確定している.
従って, 一発でも打たれたら
核ミサイルを打ち返す.
それが出来なければ日本は滅ぶよりない.
当たり前の話.
当たり前はもう一つある.
ミサイルは都心に来るに決まっている.
官邸と皇居が破壊されるのも当然だ.
勿論, 国会も. 会期中なら国会議員は全員やられる.
北朝鮮が発狂すれば
当たり前の話.
それが国民議論の前提である.
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