今日はこの話題です。



この程、公益財団法人「新聞通信調査会」が実施した全国世論調査で、インターネットでニュースを見る人の割合が69.6%に達し、2010年以降最高となったことが分かりました。これは新聞の朝刊を読む人の70.4%とほぼ同じ数値です。

内訳をみるとネットニュースを、「毎日」見ている人が 42.9%で、全年代でも前回調査より増加し、特に40~50代では 10ポイント以上の増加となっています。

漸くネットニュースが新聞と肩を並べる時代が来たということですね。

ただ、情報の信頼度という質問には、一位NHK(69.8%)、二位新聞(68.6%)、三位民法テレビ(59.1%)、四位ラジオ(57.6%)、五位インターネット(53.5%)と、新聞に大きく水を開けられています。ただ、注目したいのは、ネットの信頼性は三位の民法テレビや四位のラジオと遜色ないくらいまで肉薄しているということです。

また、NHKに続いて高い信頼度を持っている新聞について信頼度の変化があったかという設問に対しては、9割近くが変わらないと答える一方、高くなったが4.3%、低くなったが6.9%と合わせて一割くらいが信頼度を変化させているようですけれども、総じて各メディアの信頼度に極端な変化は見られません。それだけに、民放テレビとネットの信頼度にそれ程差がないという事実は、民放のニュース報道の在り方を見直す切っ掛けになるかもしれません。

先日、沖縄で大阪府警の派遣した機動隊員による「土人」発言問題で、松井一郎・大阪府知事がTwitterで「出張ご苦労様」と発言したことについて、民放のサンデーモーニングが、松井知事の辞任を求める世論が起きてこないことに狼狽えていましたけれども、あれは反対派の傍若無人振りが広く拡散したことと無関係ではないですね。

既に、民放とネットの信頼度がほぼ同じで、ネットでニュースを見る人が新聞の朝刊を読む人と殆ど同じなのではあれば、ネットが民放の思惑を外すくらいに世論に影響を与えていたとしても不思議ではありません。

民放は未だに沖縄の反対派の実態を報道しませんけれども、このままいけば、信頼度においてネットの後塵を拝する日もそう遠くはないようにおもいますね。


 

コメント

 コメント一覧 (1)

    • 1. ぽーる
    • 2016年10月28日 17:26
    • おっと、リンクされた動画が削除されましたね。
      敵も必死なようです。
      まあ今やサンモニの映像は愛国者勢からは格好のお笑いネタですから、
      いつまでも証拠が残っているのは困るということなんでしょう。
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      kotobukibune_bot

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