今日はこの話題です。
10月28日、「韓国ギャラップ」が発表した世論調査で、朴槿恵大統領の支持率が前週比8ポイント減の17%と急落、就任以来の最低記録を更新しました。
これは、朴大統領の友人の女性実業家、崔順実氏に機密資料を漏洩していた問題が影響していると見られていて、世論調査の回答者は大統領職務遂行の否定的評価の理由としてその38%が「崔順実問題」を上げています。
特に深刻なのは、この支持率の低迷がこれまで朴大統領を支えてきた50代以上と大邱・慶尚北道の支持層が崩壊していることです。
ここの支持層は、朴大統領のコンクリートともいわれる支持層で就任直後、大邱・慶尚北道は59%、50代と60代以上はそれぞれ49%、65%もの高支持率を記録していました。昨年6月のMERS騒ぎの時でも大邱・慶北地域は支持率41%、50代は30~40%台、60代以上は50~60%の支持率は崩れませんでした。
これが今回崩壊してしまった。
機密資料は、2014年3月にドイツ・ドレスデンで行われ「北朝鮮との統一テバク論」で一躍有名になった演説や、当選直後の2012年12月に李明博前大統領と行った陪席なしの対談。更には、「最近、軍が北韓国防委員会と3回秘密接触を行った」という安保上の機密情報も含まれていたといいますから、大スキャンダルへと発展しています。
10月25日、朴大統領は国民向けの談話で、発表前の演説文の草稿を見せていたことを自ら認めて謝罪し、事態の早期収拾を図ったのですけれども、その謝罪会見の数時間後に演説文の草稿流出をスクープしたテレビ局「JTBC」が、機密事項が記された文書もその女性に渡っていたと報じています。
今回の調査で、朴大統領の不支持率は78%となり、更に、「崔氏の国政介入疑惑が事実だと思う」と答えた人が77%に上り、「事実ではないと思う」との7%に大きく水を開けています。
朴政権最大のピンチですね。
歴代の韓国大統領の多くは任期末期になると支持率が低下することが多く、その度に「反日カード」を切って政権浮揚を図るのが常だったのですけれども、朴大統領は就任当初から「反日ブースト」を使っており、その効果が疑問視される上に、近年最もブースト効果があった慰安婦問題にしても、先の日韓合意によってそれが封じられていますからね。
現状手持ちカードが殆どない状態です。それに加えて、昨今の経済低迷が追い打ちをかけています。任期まであと一年以上残してこれですからね。
相当に厳しい状態にあることは間違いないでしょうね。
既に検察が崔順実氏と韓国大統領府が設立に関与した疑いのある2財団を家宅捜査したと報じられています。
近いうちに激震が走るかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (2)
何でもコアコアCPIも零になったんだそうだ.
当然, CPIもコアCPIもマイナス.
それでもTPPを最優先審議?
kotobukibune_bo
t
が
しました
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しました