昨日の続きです。
3月20日、自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長は都内のホテルで会談し、佐川宣寿前国税庁長官を国会で証人喚問することを決めました。これを受け国会での証人喚問は27日の参院予算委員会での開催となりました。
また、衆院でも27日に予算委員会を開き、証人喚問を開く見通しとなっています。
焦点はいうまでもなく、問題の文書を「誰の指示で誰が書き換えた」という部分です。
野党は延々と安倍総理だの昭恵夫人だのが関与し、役人が忖度して書き換えたなどと主張していますけれども、後から書き換え前の文書や事実関係が明らかになる度に安倍総理や明恵夫人が関与していないことが明白になっています。
こちらのサイトでは、希望の党の玉木代表が、森友文書書き換えについての分析がズレまくっているとしてツッコミまくられています。安倍総理を引き摺り降ろすことだけが頭にあるとこんな残念なことになってしまうのかもしれません。
マスコミも安倍批判一辺倒。一年もかけてモリカケ、モリカケ。ひと昔前であれば、とうに倒閣されていたでしょうね。
今でも倒閣運動に必死です。嘉悦大学の高橋洋一氏はマスコミの取材に対し、文書書き換えに政治家の関与を否定したら、「そういう答えでは、はっきりと使えません」と言われたそうです。「はじめからの出来レースですね」と返すと、その通りと答えたそうです。もう報道機関ではないですね。
ただ、昔とほんの少しだけ違うのは、そうした反安倍だけの野党や報道に対して、内部から疑義の声が上がっていることです。
例えば、テレビ朝日の小松靖アナウンサーは「改竄される前の文書をよく読んでいくと、疑われる政治の関与、昭恵さんが名誉校長だから不当に値下げされたのではないか?安倍総理が直接指示したのではないか?という事実はなかった。籠池さんは値引き要求をしているのに対し、政治家や近畿財務局が要求をはねのけた記録が残っている。昭恵さんに関しても籠池さんが『いや~昭恵さんがこう言っていたんだよね』という記録が残っているだけ。まとめると、改竄前の文書には政治の関与がなかったという証拠しかない」と明確に政治家の関与を否定しています。
また、BSフジの反町アナウンサーはプライムニュースの中で「証人喚問などで招致すべき相手は近財や理財局のメンバー。昭恵さんを狙ってるから政治ショーと言われるんですよ」と立憲民主党の長妻議員に詰め寄っています。
別番組でも、タレントの小藪千豊氏は「皆、和田政宗議員の質問は批判してるが、麻生大臣に対しての質問は何も思わないのか。権力はディスって反自民の見方というか、訳のわからない無駄な質問は他の所でもある。これだけを取り上げてんのは..最初の方からずっと思うんですけど、見方が一方的かなと...」と、反安倍の空気の中、真っ向反論しています。
更に「ひるおび」ではいつものことながら八代英輝氏が太田理財局長の「総理夫人だから」との切り取り報道を「理財局長は『籠池氏が夫人の名前を何度も口にしたから書いたのだろう』と言っている」と訂正しています。
こうした声が過半になって、国民の多くが正しい情報を得られるようになるまでには、まだ時間がかかるかとは思いますけれども、やはり時代が変ってきていることを感じます。
また、議員や有力者の中からも安倍支持に回った人も出てきています。
森友問題で安倍批判をしていた「NHKをぶっ壊す」立花孝志氏は、昭恵夫人とフェイスブックでやり取り後、安倍総理の支持に回っていますし、歯に衣着せぬ物言いで知られている上西小百合議員も、安倍総理と昭恵夫人は全く関係ないと擁護。さらに3月21日から25日の間に何かが起きると宣言しています。
ネットでも森友問題は議論されていますけれども、その論調は、安倍総理は関係なしで大凡結論を出していますし、逆に報道しない自由と安倍叩きに終始するマスコミに嫌悪感を示す意見が殆どです。
果たして25日までに何か新しい展開があるのか。要注目ですね。
コメント
コメント一覧 (1)
こんなことを繰り返していれば早晩日本のジャーナリズムの信用は地に落ちるというものなのでしょうが、指示を出している上役の方は自分たちのいる間、甘い汁を吸い続けることができれば十分なのでしょうね。
私はすでにジャーナリズム(笑)であると思っていますが、問題なのは民主主義にとって情報品質の向上というものは切っても切れない関係にあるということです。(裏返して言えば、現在の日本の情報品質の低下は日本の民主主義の低下につながるとも言えます)
とにかく現状のままではよくない。
安倍首相は報道改革へと乗り出すようですが、ぜひともやり遂げていただきたいものです。それは将来の我々日本国民の子孫のためにも必須事項であると思います。
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