今日はこの話題です。



4月18日、アメリカを訪れている安倍総理はアメリカのトランプ大統領と日米首脳会談を行いました。

会談は通訳だけを交えた首脳どうしの会談に続いて、同席者を限定した少人数による会談が行われたようです。

会談は日本時間18日午前4時すぎから午前6時すぎまで行われたのですけれども、安倍総理は、非核化や弾道ミサイルの廃棄を実現するため、北朝鮮が具体的な行動をとるまで最大限の圧力をかけていく必要があるという考えを伝え、今月27日に行われる南北首脳会談や史上初の米朝首脳会談に向けて、日米の基本方針のすり合わせを行ったものと見られています。

これについて首相官邸のフェイスブックでは次のように述べられています。
フロリダに到着し、早速トランプ大統領との首脳会談に臨みました。今日は、大半を北朝鮮問題に費やし、非常に重要な点で認識を一致させることができました。

「日本のために最善となるようベストを尽くす」

トランプ大統領は、来る米朝首脳会談で拉致問題を取り上げることを確約してくれました。
このように会談の大半を北朝鮮問題に費やしたそうですけれども、トランプ大統領は拉致問題を取り上げると確約しました。

これは首脳同士の会談後に行われた少人数会談冒頭でも表明しています。

会談冒頭で安倍総理が「史上初の米朝首脳会談が核やミサイルの問題、日本にとって重要な拉致問題が解決に向かって進んでいく歴史的なものになることを期待している」と述べたのに対して、トランプ大統領は「北朝鮮の問題は何十年も前に解決されておくべきだった。われわれは拉致問題を提起する」と述べました。

会談前には、プレス用写真撮影の機会を設けたり、会談冒頭部分のみ公開する事などがよくありますけれども、両首脳の発言がはっきり記事になっていることから、少人数会談冒頭も同じく公開されたものと思われます。

安倍総理は、そのタイミングでさっと核・ミサイル問題はもとより、拉致問題を滑り込ませ、トランプ大統領もそれに応じました。意図しての発言なのかどうかは分かりませんけれども、結果として公開の場でトランプ大統領は拉致問題を取り上げると明言したことになります。

この辺り、安倍総理したたかですね。

トランプ大統領は、予定されている北朝鮮との首脳会談について、「おそらく6月上旬か、うまくいけばその前だ……我々は、北朝鮮と、極めて高いレベルで、協議を進めている」と述べ、首脳会談の開催地については、「5ヶ所を検討している」と述べています。

ここにきて少し具体的な話になってきたと思いますけれども、トランプ大統領は、北朝鮮と極めて高いレベルで協議を進めていると明らかにしています。

これについて、17日、ワシントン・ポスト紙が、CIA長官で次期国務長官のポンペイオ氏がトランプ大統領の特使として北朝鮮を極秘訪問し、金正恩・朝鮮労働党委員長と会談したと報じています。

ポンペイオ氏は、米朝首脳会談の準備が進んでいるとしたうえで、「会談の目標は、北朝鮮の指導者が核兵器でアメリカを脅かすことを完全で、検証可能な形で止める合意を引き出すことだ。米朝双方の指導者が交渉のテーブルに座る条件が整えられると楽観している」と述べています。

確かにCIA長官であれば「極めて高いレベル」の協議といっていいでしょうね。

ただ、トランプ大統領は「うまくいかないこともありえるし、会談を開かないこともありえる」とも述べ予防線も張っていますから、まだ、ちゃぶ台返しの可能性も残っているのかもしれません。

おそらく、ポンペイオ氏と金正恩委員長との会談内容も安倍総理に伝えられていると思われます。

明日19日は貿易の問題などについてさらに協議する考えだと伝えられていますけれども、北朝鮮問題については、米朝会談で日本人拉致問題について取り上げるとトランプ大統領に明言させたのは成果といっていいでしょうね。

引き続きの会談内容に注目ですね。
 

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