今日はこの話題です。
GW後半に入りましたけれども、野党6党は長期連休を"満喫"しているようです。
5月2日、立憲民主党など野党6党は大型連休明けの7日以降に国会審議に復帰する検討に入ったと報じられています。その理由は、柳瀬唯夫経済産業審議官が森友学園関係者と首相官邸で会ったことを国会答弁で認める方向になったとしています。
元々、野党6党は、麻生財務相の辞任を要求し、それが聞き入れられなかったから審議拒否を始めました。けれども、麻生財務相、安倍総理とも辞任を拒否していますから、野党6党は審議拒否を続けなければならなかった筈なのに、ここに来て腰砕けとなりました。
7日から審議が始れば、4月20日から始まった野党の「連休」は17日で終わることになりますけれども、一日あたり3億とも4億とも言われる歳費を17日も空費した責任を問われてしかるべきだと思います。
4月25日などは審議拒否して国会を欠席したくせに、陛下主催の園遊会に出席する厚顔振りを発揮しています。こんなことをする余裕があるのなら、国会を休んだ日数分は議員歳費から差し引いてもよいように思いますね。
それでも、流石に何にもしないのは気が引けるのか、野党6党は、各省庁の担当者を呼び出して説明を求める合同ヒアリングなるものを行っています。
これは2月から7テーマで計83回開いたそうなのですけれども、その様子を収めたこちらのツイートをみれば明らかなように、思いっきりテレビ映りを意識しています。長机をVの字に並べて、詰問する議員達の顔が全員映るようにしているなど、姑息ですね。更には、その中でも各野党はテレビ映ろうと一列目の席を争っているのだそうです。
しかも、議事録すら取らない。そんな会議を83回もやって一体何の意味があるのか。やはりパフォーマンスだと言われても仕方ないと思いますね。
実際、世論調査でも、野党6党の審議拒否は不適切だという意見が上回っています。
にも拘らず、一部マスコミは野党の肩を持ち、安倍政権を批判しています。
朝日新聞は、4月29日付社説で、野党6党が欠席したまま、衆院で働き方改革法案を審議入りさせた政府与党に対し、「首相のメンツにこだわった、国民不在のやり方だ」と断じ、「すべての働く人たちの命と健康に関わる話だ。不安に丁寧に耳を傾け、熟議を重ねてより良い案に練り上げるのが政府・与党の責任だ。数の力で押し切ることは許されない」と批判しています。まぁ、批判するのはよいとしても、熟議を重ねてより良い案に練り上げるべきだと主張する以上は、審議拒否を続ける野党にも批判の矛先を向けてしかるべきです。国会に出てこないと審議できない訳ですからね。
けれども、朝日の社説には野党6党への批判も審議復帰の促しもありません。
ダブスタというか、安倍政権を倒したいという願望を最早隠そうともしていません。
評論家の屋山太郎氏は「野党6党の戦術は、万年野党の旧社会党と同じだ。理解できない。現に、内閣支持率が落ちても、野党の支持率は上がっていない。このままでは国民の支持を失うだろう。『言論の府』に身を置く国会議員は、論陣を張って政府・与党に対抗すべきだ。言論を理解していない朝日新聞の社説は、見当違いで、いちゃもんの類だ」とバッサリ。
けれども、この屋山氏の考えは極普通のことで何の不思議もありません。朝日にしてみれば、社説だから自由に書いているのだ、と言うのも自由ですし、その自由の行使も保証されていますけれども、それが朝日の購読数に反映されたとしても、それは自由の行使にともなう責任として朝日が自ら受け取る他ありません。
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