皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
本年もまた日比野庵ブログを御愛顧のほどよろしくお願いいたします。
2016年から始めた日比野庵ラノベ挑戦プロジェクト第3弾「妖印刻みし勇者よ、滅びゆく多元宇宙を救え」は何とか(無理矢理)終わらせましたけれども、今年も挑戦したいと思います。
ただ執筆の時間の確保の問題もあり、長編というよりは、中・短編になるかなぁ、と思います。
時事論評とはかなり勝手の違う世界ですけれども、甘い世界ではないことはよくわかりました。腰を据えてじっくりと取り組んでみたいと思います。
さて、時事についてです。
2010年頃までは、元旦はタバコ税についてのエントリーをしていたのですけれども、ふと今どうなっているのか気になって、タバコの値段をみてびっくりしました。
値上げに次ぐ値上げで、一箱が約500円になっているんですね。
昨年10月に一箱1円の増税。この時の税制改正によるタバコ増税で、2022年までに紙巻きタバコは3段階、加熱式タバコは5段階で増税される予定となっています。
すさまじい増税ですね。
2009年の12月にエントリーした「煙草1箱千円とラッファー曲線」は、過去のタバコ増税を踏まえ、増税しても税収が増えるわけではないと述べました。あれから10年近く経って、改めて税収を見てみると、国タバコ税の税収は約1兆円で横ばいになったままで、当時とほとんど変化していません。
その一方で大きく変化したのは、売上です。
2010年度には2102億本あった売上が、2017年度にはなんと1455億本にまで減っています。
タバコの値段は2010年に約400円くらいであったのが2018年10月に約480円と約2割もアップしています。売上の激減は、増税に伴う値上げと強い相関があるように思われます。
これで気になるのは、今年10月に予定されている消費税増税です。前回の増税で、消費が大きく落ち込んで、景気回復の足を引っ張ったのはよく知られた話です。アベノミクスがなければ日本経済は沈没していたのではないかと思われます。
あれだけアベノミクスを続けていて、物価上昇率は1%と目標の2%に届いていません。
筆者はかねてから消費増税に反対していますけれども、世界情勢を見るに、今回は見送りまたは停止すべきではないかと考えています。
黒田日銀総裁は、昨年10月にブルームバーグのインタビューで物価の2%目標を達成するためには、賃金上昇の継続が重要と述べていますけれども、消費増税による消費減が見えている状況で企業が、易々と大幅な賃金引上げに応じるとも思えませんしね。
ともあれ、本年も宜しくお願いいたします。
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