今日は大晦日です。



早いもので、2017年も今日で最後です。

今年も皆様のお蔭をもちまして、日比野庵を年中無休で営業させていただくことができました。本当にありがとうございました。

今年も毎日記事を書くのは本当にしんどかったです。時間を如何に確保するかという課題はいつもついて回ります。

特に後半は、記事のネタが"彼の国"方向に偏っているきらいもあったのですけれども、やっぱりネタを提供して下さるので書かない訳にはいかないので。

さて、恒例の今年の漢字は「北」でした。その理由はまぁ誰もが思い浮かべるでしょうけれども「北朝鮮のミサイル発射や核実験の強行」が挙げられています。それ以外にも九州北部豪雨、北海道産のじゃがいもの不作、北海道日本ハムの大谷翔平選手や清宮幸太郎選手、競馬キタサンブラックなどが上がっているようですけれども、北朝鮮が最大の理由でしょうね。

今年を振り返ってみると、1月2日のエントリー「2017年はどんな年になるか」で、「トランプ氏がアメリカに変化を齎し、それが世界に波及していくのではないか」と述べました。

トランプ氏が大統領就任前に掲げた「アメリカを再び偉大な国にするための就任100日の行動計画」がどこまで達成できたかについて、就任後100日経った4月29日の段階で、大和総研がレポートに纏めています。次の図がその結果をまとめたリストなのですけれども、大統領令で行える政策はほぼその通りに実施しています。その一方で、議会承認が必要なものについては殆ど実現していません。
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大和総研は「大統領権限で進められる政策に ついては、トランプ大統領は概ね事前の公約通りに、迅速に実行に移してきたと言える。これに対して、議会の協力が必要となる政策については進展が見られず、大統領単独に よる政策の実施には限界があることを露呈したと言える」と総括していますけれども、筆者が注目したいのは、トランプ大統領が発した大統領令の殆どが、就任後一週間かそこらで出していて、残ったものも数ヶ月以内に出していることです。

しかも、矢継ぎ早やに出された大統領令も、2017年末の時点でその殆どが撤回するような事態に至っていません。

これはトランプ大統領の判断の速さと的確さを示しているのではないかと思いますね。トランプ政権の人事が固まっておらず、既に多くの政府高官が辞任していることを考えると驚くべき結果だといっていい。

その意味ではトランプ大統領の出現は確かにアメリカに変化を齎したといえると思いますね。また、12月22日に可決された法人税の35%から21%への大型減税の経済効果は170兆円とも言われており、アメリカ国内の企業業績を向上させるでしょう。当然、世界に対しても大きく影響を与えることになります。

来年は、今年以上に色んな事が起こりそうな一年になりそうですけれども、日比野庵は普段通り営業させていただきます。今年一年本当にお世話になりました。

皆様、よいお年を。
 

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