今日はこの話題です。



安倍内閣の支持が回復し始めています。

共同通信が3月31日、4月1日に行った世論調査によると、安倍内閣支持率は、前回の38.2%から42.4%と微増。政党支持率も自民党は36.2%から39.1%と回復しています。

内閣支持率と政権与党第1党の政党支持率を足して50を下回ると政権が維持できないという、いわゆる「青木の法則」と照らし合わせても81.5と50を大きく上回っています。

第2次安倍内閣発足以降は、内閣支持率と自民党支持率の和の平均は97、最少は74であることを考えるとまだ余裕があります。

マスコミが安倍総理を引き摺り降ろそうと、森友問題で散々に叩いてきましたけれども、どうやらその思惑は外れに終わりそうですね。

次の総裁に誰が相応しいかについても、安倍総理は21.7%から23.1%へと微増。石破氏は25.4%から24.1%、小泉進次郎氏は23.7%から23.5%へと微減。

ぱっと見は安倍一強から三強の争いに変ったように見えます。

マスコミはこの状況に尚も安倍総理を引き摺り降ろそうと必死です。

TBSの「ひるおび」は次期総裁選について石破氏、小泉進次郎氏の支持が安倍総理を上回ったと報じ、安倍三選危うしと宣伝しています。

けれども、この世論調査は全有権者を対象としたものです。自民党総裁は自民党員と所属議員の票で決まりますから、自民党内での支持も加味する必要があります。

読売新聞が行った最新世論調査では、自民支持層に限れば、安倍総理は53%で小泉進次郎氏の19%、石破氏の15%を大きく引き離しています。

また、党内派閥でも、安倍総理の御膝元で党内最大派閥の細田派、麻生派、二階派の首相支持は変わらないと見られています。

派閥の人数は、細田派94人、麻生派59人、額賀派55人、岸田派47人、二階派44人、石破派20人、石原派12人、谷垣グループ約20人で、細田派、麻生派、二階派の三派閥を足すと197人。衆議院議員283名、参議院議員122名の計405名ですから、安倍総理を支持する三派閥で過半数近くを押さえていることになります。

この現状を見るに、安倍総理の連続3選に揺るぎは見られません。

まぁ、今後の展開次第ですけれども、森友ネタも賞味期限が切れていますし、余程大きな失敗をしない限り支持率の大幅な下落は考えにくいですね。

現状の国際情勢のみならず、今の各国首脳と強い関係を築いている安倍総理を此処で変えてしまうことのリスクも考えると、このまま安倍総理に三期目を務めていただくほうが日本にとってもよいことだと思われます。

無論、野党への政権交代など論外ですね。
 

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