今日は雑談エントリーです。



1月2日、韓国海軍の駆逐艦が海自哨戒機P-1に火器管制レーダーを照射した問題で、韓国国防省は、「動画で見られたように、韓国軍が当時、公海上で遭難漁船を救助している人道主義的な状況で、日本の哨戒機が低空威嚇飛行をした行為自体が非常に危険な行為だ……日本はこれ以上、事実を歪曲する行為を中断し、救助活動中だった韓国艦艇に危険な低空飛行をしたことを謝罪せねばならず、実務協議を進めることを求める……動画公開に加え、1日には高位級の人物までがテレビのインタビューで一方的な主張を繰り返したことに深い遺憾を表明する」と、謝罪を求める声明を発表しました。

自分達の主張が全くの嘘であったと誰の目にも明らかにも関わらず、逆切れして日本に謝罪を求める神経は、北朝鮮と遜色ありません。

けれども、あの動画の公開によって、日本の主張は世界に受け入れられています。

イギリスのロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部講師アレッシオ・パタラーノ博士は自身がP-3C哨戒機に搭乗して低高度を飛行した経験および逆にP-3C哨戒機からの観測を受けた経験を踏まえた上で、「今回のP-1哨戒機の飛行は全く脅威的なものではなかった……P-1哨戒機の観測対象との距離の取り方は全く通常のものである……最も大きな問題は韓国艦が火器管制レーダー照射の意図について尋ねられても返事をしなかったこと」であり、このようなことは普通ではないとツイートしました。

防衛省が出した動画について、第三国からコメントされ、それが韓国の言い訳じみた反論を悉く潰している意味は大きいですね。

まぁ、韓国のこうした対応を見ると、今後、防衛省がどんな証拠を出したとしても、捏造だなんだと言い訳して、決して認めることはないと思いますけれども、そうなったら、制裁あるいは、付き合いを無くす方向にいくしかないでしょうね。

すでに、日本政府は韓国に対し戦略的放置を行っていますけれども、昨年改正された「2018年防衛大綱」では、韓国の位置は大きく後退し、アメリカ、オーストラリア、インド、東南アジア諸国に続いて5番目となりました。

該当部分を次に引用します。
3 安全保障協力の強化
《前略》

(1)防衛協力・交流の推進
オーストラリアとの間では、相互運用性の更なる向上等のため、外務・防衛閣僚協議(「2+2」)等の枠組みも活用しつつ、共同訓練・演習の拡充、防衛装備・技術協力を一層推進するとともに、地域の平和と安定のため、二国間で連携した能力構築支援等の協力を進める。
また、普遍的価値と戦略的利益を共有する日米豪三国間の枠組みによる協力関係を一層強化する。

インドとの間では、戦略的な連携を強化する観点から、「2+2」等の枠組みも活用しつつ、海洋安全保障を始めとする幅広い分野において、共同訓練・演習や防衛装備・技術協力を中心とする協力を推進する。また、日米印三国間の連携を強化する。

東南アジア諸国との間では、地域協力の要となる東南アジア諸国連合(ASEAN)の中心性・一体性の強化の動きを支援しつつ、共同訓練・演習、防衛装備・技術協力、能力構築支援等の具体的な二国間・多国間協力を推進する。

韓国との間では、幅広い分野での防衛協力を進めるとともに、連携の基盤の確立に努める。また、地域における平和と安定を維持するため、日米韓三国間の連携を引き続き強化する。

《後略》
韓国については、わずか82文字。しかもオーストラリアやインドのような「連携の強化」ではなく「連携の基盤の確立」です。

平成25年12月に閣議決定された「国家安全保障戦略について/P.20」で、韓国について「- 隣国であり、地政学的にも我が国の安全保障にとって極めて重要な韓国と緊密に連携することは、北朝鮮の核・ミサイル問題への対応を始めとする地域の平和と安定にとって大きな意義がある」と記載されていたことを比べるとはっきりと後退しています。

日本の世論も度重なる韓国の暴挙とイチャモンにうんざりして、関わり合いになりたくないという感じが強くなっているような気がします。



筆者は昨年の大晦日、久々に紅白歌合戦を見たのですけれども、椎名林檎と宮本浩次が和装で「獣ゆく細道」を披露。旭日旗模様と富士山をあしらった和傘が素敵だとSNSなどで話題になりましたね。

筆者もやはり良いものだな、と聞いていたのですけれども、それ以外にもAKB48とBNK48とのコラボで歌っているのを聞いて、これも意外と次の時代の潮流かもしれないとふと思いました。

いえ、曲がどうこうではありません。日本人の意識が環太平洋に向く流れが出来るかもしれないと思ったのですね。

BNK48はタイのバンコクを拠点とするAKB48の姉妹ユニットです。BNK48以外にも国外のAKB姉妹ユニットとして、JKT48(インドネシア/ジャカルタ)・AKB48 Team TP(中華民国/タイペイ)・MNL48(フィリピン/マニラ)・AKB48 Team SH(中国/上海)・SGO48(ベトナム/サイゴン)があり、さらにインド・ムンバイにMUM48のプロジェクトが進行中なのだそうです。

これらの国々はASEAN、環太平洋諸国でもあるのですね。今日本政府が進めている「自由で開かれたインド太平洋戦略」と偶然にもリンクしているような気さえしてきます。

勿論、AKBの海の親である秋元康氏はそんな国家戦略は意識などしていないとは思いますけれども、今回の紅白のように、AKBの国外ユニットが、本家の日本でどんどん露出してゆくことになれば、若い世代にASEANがより身近なものとなっていくと思われます。

これは、今後日本の世論というか意識が韓国・北朝鮮の半島から離れ、ASEAN諸国に近づく切っ掛けになるかもしれません。

芸能界も、K-POPだけでなく、ASEANの楽曲や文化を取り入れるなどで、新しい潮流を目指してもよいかもしれませんね。
 

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